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37.30年前を思い出しながら国債「変動10年」の購入を考える

資産運用
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日銀の動向が注目されています

マイナス金利は解除されました。
まあ、マイナス金利自体が異例の制度。
市場が冷えている状態では効果も薄く、もう止め時の政策だったでしょう。

ただ次のステップ、利子のある世界への復帰タイミングは難しいですね。
これに関してマスコミがよく報道しているのは住宅ローンとの関係。
住宅ローンの金利が上がると家計の負担が大きくなり消費に影響が出る云々と。

しかし、そもそもインフレターゲットが2%です。
それが実現する前段階で各種ローンの金利も上がっているのが当たりまえ。
「住宅ローンがー」と騒ぐコメンテーターの真意は何なのでしょうね。

昔はどうだったかな?

私がマンションを買ったのは1993年の頃。
もう忘れてしまったのでネットで調べると当時の住宅ローンは4%くらい。
その後、変動金利に借り換えたので多少負担は軽減されましたが…

多分いまローンを組んでいる方の多くも変動金利だと思います。
ただ、今後の世の中の動きを予測して固定に切り替えたりする自助努力は必要かと。
金利が上がったら生活ができない、と簡単に音を上げるのはあまりにも甘い。
そもそも金利って動くものなんだから。

まあ、正直なところまだ借りるなら変動金利の方が良いとは思います。
引き締めをしなくてはならないほどの急速な景気回復はしばらくは無いでしょう。

国債「変動10年」はありやなしや?

さて日本の国債。
日銀の動きを受けて、じりじりと金利は上がりつつあります。

国債「変動10年」の利率は基準金利に0.66をかけた値です。
半年ごとに実質金利に応じて金利が変動します。
6月発行の国債で金利は0.69%となっています。
100万円購入したら税金引かれて5,500円/年くらいの利子かな?

私はある程度の機動性預金が欲しいので、あおぞら銀行に普通預金をしています。
しかしながら普通金利は0.2%…
なので、そろそろ「変動10年」に移そうかな、とも考えています。

「変動10年」のデメリット

銀行の普通預金であれば出し入れが自由です。
国債も発行後一年を経過すれば中途換金は可能です。
が、中途換金の場合、遡って一年分の金利は徴収されます。
(なかなか甘くないです…)

数年内に換金する可能性があれば、国債は止めておいた方がいいかもしれません。
ただ、しばらく使う予定が無いのなら変動10年もいいかも。
もう少しは金利も良くなっていくでしょうし。

その他の国債購入のメリット

金利以外のメリットとして野村證券などのキャンペーンが挙げられます。
10年国債を1,000万円購入すれば14,000円もらえます。
仮に年換算すれば0.14%です。(換算する意味は無いか…)

他の証券会社でもキャンペーンをしているようです。
ご興味のある方はチェックしてみてください。

どうするかなぁ…

あおぞら銀行の普通預金でステイか、変動10年に申し込むか。
あるいは思い切って米国債を買い増すのもあり。
為替介入があって150円近辺までドル円が動けば米国債の方かなぁ…

まあ、低リスク商品の中での比較なのでそんなに頭を悩ますほどではないのですが。
まあ本当に頭を悩ませているであろう植田総裁を応援すべく、国債買うのもありかな。
ほんとうに応援になってるのかどうかは分かりませんが…

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