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19.退職金の確定申告をしながらふるさと納税を悔やんだ話

定年前準備
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定年は65歳ですが退職金は60歳でもらいました

去年60歳で退職金をもらいました。
退職金の確定申告は原則的には必要ありません。
会社からもらった「退職所得の受給に関する申告書」に必要事項を記載し総務に提出します。
あとは退職所得控除額が計算された上で、退職金にかかる税金が源泉徴収されますので、特にやることはありません。

いつもながら間際になってあれこれ調べて、ようやく「自分ではなんもせんでいいんやな」と納得しました。
しかし、はたと気づきました。
ふるさと納税してるからどうせ確定申告せんとあかんやん、と。

で、私は今年、確定申告をしたわけです。
その結果は後段でお知らせするとして、まずは退職金をもらった翌年に確定申告をした方が良いケースがいくつかあるので書いておきます。

①年末調整を受けていない場合
年の途中で退職した人で、年末調整を受けていない場合です。
再就職していなければ所得税を納めすぎている可能性もあり、確定申告をすれば還付を受けられます。

②所得控除を受ける場合
これが私のケースです。
ふるさと納税だけではなく医療費控除などを受ける場合も確定申告が必要です。
その場合、退職所得の金額も確定申告書に記載が必要です。
その年の所得をすべて書く必要がありますから。
いつもの年のように給与所得だけを申告するのはNGです。
もちろん①と③の場合も同様です。

③不動産所得、事業所得で赤字がある場合
確定申告をすることで、不動産所得や事業所得における赤字を退職所得から差し引くことができるようです。

結果どうだった?

なんせ退職金を含めた確定申告をするのは初めてだったので、なんらかの理由で追徴されたら嫌やなとビクビクして結果を待ちました。
結果は…約1万円の還付を受けられました。
何がどういう計算でそうなったのかは不明です。
退職金の関係で出てきた還付なのか、それ以外の要因なのかも分からず…

退職前の給与が前年度に比べて減少した場合は、所得税が多めに計算されている場合があるようです。
その場合、源泉徴収された税金が過剰で、確定申告することで還付を受けることができるとのこと。
おそらくこの辺の絡みで上記の金額の還付があったのかと。
計算してくれるひとも納税額が不足にならない方向で、多少余裕をみて条件設定するでしょうからね。

ということで、嫌々ながら退職金の確定申告をしたら1万円還付されたというお話しでした。
ただ、すべてのひとに当てはまるとは思えないので、確定申告をするかしないかの判断は自己責任でお願いいたします(笑)。

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