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78.かつ丼そばセット食べながらヒジャブ禁止について考えた

世の中のあれこれ
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かつ丼そばセット

いつもの蕎麦屋さんで、いつものかつ丼そばセットをいただく。
いつもと違うのはかけ蕎麦ではなくて冷たい蕎麦という点。
この店の出汁が好きなのでいつもは温かい蕎麦のツユを啜りながら丼を食べます。
しかし、さすがにこの暑さ。
ついに蕎麦は冷たいものに変更しました。

東京のお蕎麦屋さんのいいところは蕎麦湯が必ず出てくるところ。
関西だと言わないと出してくれないところも多くあります。
おそらく関西では蕎麦湯を飲むひとが多くは無いからでしょうね。

特にこの店は蕎麦湯を早めに出してくれるのでありがたい。
そばを食べ終わった後に、お吸い物代わりにしてかつ丼が食べられるので。

ヒジャブ禁止

食べ終わってスマホをチェックしていると気になるニュースが。
フランス政府が同国の五輪代表選手に対しヒジャブ禁止にしているとの話。
ヒジャブはイスラム教徒の女性が髪を覆うスカーフですね。
フランスでは公共生活から宗教を幅広く排除するという世俗主義の原則があるそう。
その原則がこの件にも影響を及ぼしている模様です。

以前、競泳水着でパフォーマンスに影響を及ぼすウェアが制限されましたね。
ヒジャブを着けて能力値が上がるのなら制限が必要でしょう。
が、今回は明らかに違う理由での制約。
オリンピック主催者側でなくフランスが国として選手を縛っているんですからね。

フランス

そもそも開会式でマリーアントワネットの生首演出をした国、フランス。
自由というモノをはき違えてるんじゃないですかね?
だからヒジャブ禁止などというわけの分からない制限もするわけです。

フランスは文化大国を自認していますよね。
しかし、実態は先進国の中でも周回遅れの文化レベルになってしまっているのでは?
あの開会式を企画し、承認したのがフランス人であればそう思わざるを得ません。
ヒジャブの件もね。

一方で違和感があるのは

このニュースで違和感を感じた点がもうひとつ。
というか個人的にはこちらの方が違和感が大きく。

ヒジャブを禁止された選手は
「世界中で選択の自由が叫ばれ自己表現が求められているのに、腹立たしい」
とコメント。
もっともですよね。

ヒジャブは女性の身体を隠すことを目的にしたものです。
何のために隠すかというと男性から身を守るため。
つまり身体を露わにして男性を不必要に刺激しないようにという理解で良いはず。

ある方の解説では以下のような説明がありました。
・イスラム教は砂漠地帯などの作物の豊かでない地域に根付いた
・行き過ぎた多産は飢餓を招く可能性がある
・多産を防ぐ仕組みのひとつとしてヒジャブなどの文化が生まれた
完全に正しいのかどうかは分かりませんが、なるほどとは思いました。

なので、ヒジャブも決してその生まれは女性の自由を体現したものではありません。
どちらかといえば女性の自由を制約しているものといえるでしょう。
実際、イランではヒジャブの着け方がまずいと道徳警察に逮捕されたりしますので。

イランではヒジャブ着けないと逮捕。
フランスではヒジャブ着けてはダメと言われてムスリム女性が怒る。
もうこうなると何が自由を体現しているのか、わけが分かりません。

日本でいえば

日本では女性の社会進出を促す施策がいろいろ実施されています。
「女性に自由に仕事をさせろ」
というわけです。

これに対して、
「その通り、女性が家庭に縛られず社会進出できる世の中にして!」
という女性も多いかと。

しかしながら、
「おいおい、余計なことするなよ。私は専業主婦したいねん」
という女性も少なく無いかと。

結局、何が自由かはひとりずつ定義が違うわけですよね。
だから、LGBTQも観点が多すぎて、それぞれの自由、権利が相反するわけです。
当たり前といえば当たり前な話。

まとめ

結局、国や政府は極力余計なことはせず、自然の流れに任せることが肝要かと。

オリンピックのボクシングでY遺伝子をもった女性が話題になっていますね。
男性と女性の間に第三の性というのが明確にあるのではないと聞きます。
その間には無限のグラデーションがあると。
様々な性自認や、遺伝子上の特性などがあります。
それらが更に組み合わさり無限のパターンが生じるわけです。

なので、国や政府がそこに法律で線引きをしようとするのが所詮無理なのかと。
そう感じてしまいます。
とはいえ、何か制約を設けないとやりたい放題になるので何とも難しいところ。

ただ、少なくともフランスが国としてヒジャブ禁止するのはやり過ぎ。
開会式の件もね。
フランスはもう少し謙虚になって世の中の常識を学んで欲しいものです。

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