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52.でかいナンを食べながら日米金利の見通しを考えた

世の中のあれこれ
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近所のカレー屋さんのナン

近所に非常に接客の丁寧なカレー屋さんがあります。
インド人なのかネパール人なのか…
国籍は分かりませんが、ナンはとても美味しいのでOK。

ナンの残りが1/3くらいになると「ナンは~?」とおかわりを訊いてくれます。
今日は止めとこうと思いましたが、結局1/2サイズをお代わり。
満腹です。

日本人のやっている飲食店は結構入れ替わりがあります。
が、カレー屋さんは結構長く経営しているお店が多いですね。
原価が安いのも理由のひとつのようです。
ナンは30円程度とか。

あとよく言われるのは家族経営が多いから。
労務費が安いということですね。
また、最近はテイクアウト需要が多いのも追い風のようです。

日経平均株価

さて、カレー屋のテレビで日経平均がまた高値を更新したと言っていました。
大いに結構なのですが、こうなると為替や金利の行方が益々気になります。
日経平均のニュースの陰でドル円はじりじりと162円の水準へ…

と思っていたら、米国CPIと日本の介入(疑惑)により160円切っちゃいましたね。
まあ、介入では流れは止まらないでしょうが意思表示としては意味があるか…

いずれにしても現状、最も多い見立ては以下の感じかと。

  • 日銀が7月に0.25%の利上げ
  • FRBが9月に0.25%の利下げ

この通りにいけば9月には日米金利差が0.5%縮まります。
さて、これで円安に歯止めがかかるのか?

予想は?

最近では、金利縮小では円安は止まらないという意見をよく聞きます。
「貯蓄から投資へ」という政府のスローガンは徐々に国民へ浸透しています。
ただ、その投資先がここまで海外に偏重するというのは予想外だったでしょう。

新NISAの資金がS&Pやオルカンに向かったことが円安の一因であることは周知。
一方で海外投資家は日本株を買っているのでなんとも皮肉な状況です。

0.5%の金利縮小が起きれば円キャリートレードにも多少の影響はあるでしょう。
ただどれだけの影響となるのかは私にはさっぱり予想がつきません。

エコノミストのエミンユルマズさんは、金利を上げるべきという主張。
というか打つ手が遅きに失しているという発言をされています。
市場を舐めたらだめ、円を過信し過ぎてはだめ、ということです。
リラのようにならないと思っていたら大間違い、と。

一方、元財務相の高橋洋一さんはまだまだ円安になっても大丈夫とのスタンス。
むしろこの経済状況で金利を上げれば再び景気が失速するというご意見。

お二人の話を聞くたびに、なるほどそうだよな、と思っていまします(笑)

まとめ

今回の米国のCPIで9月に0.25%の利下げはほぼ確定との市場予測。
日本も今回介入したのなら、7月に0.25%の利上げをする可能性高いかも。
イエレンさんの手前、介入だけして利上げをしないと日銀も居心地が悪いのでは?

まあ、一回方向性を変えたらそれを続けなくてはいけないという縛りも無し。
日米双方とも金利触ってみて、まずいことが起きたら方向再転換でいいのでは?
全くの素人的感想ですが(笑)

中央銀行のトップって、就ける可能性のある人には魅力的なポジションですよね。
しかし、一番なりたくない職業でもあるでしょう。
パウエルさんも植田さんも眠れない日が多いかと。
お気楽な立場の私は、7月、9月の彼らの判断を楽しみにして待ちたいと思います。

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