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77.エスカレートするイギリスの暴動~移民の問題か宗教の問題か

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イギリスで起きている暴動

最近はネガティブなニュース、事件が多く発生しています。
そのため日本ではあまり報じられないイギリスの暴動。
移民排斥の暴動です。

ダンス教室で起きた殺傷事件をきっかけに暴動へと発展しています。
犯人はイスラム系移民という偽情報が拡散されたのがトリガーとなっています。

事件は、イングランド北西部のサウスポートで7月29日に発生。
刃物を持った人物がダンス教室に押し入り子供を殺害。
6歳、7歳、9歳の子ども3人が被害者となりました。

逮捕された容疑者は17歳のアクセル・ルダクバナだと公表されました。
ルダクバナ容疑者は、ルワンダ出身の両親のもとイギリスで生まれ育っています。
家族で協会に通っていたという情報もあるためキリスト教徒なのかもしれません。

しかし、SNSでは「ボートでやってきたイスラム系移民」という噂が拡散。
その情報を信じた右翼系のひと達によって暴動が広がっているという状況です。

その規模は

イギリス全国警察本部長評議会は5日、これまでに378人が逮捕されたと発表。
図書館等のコミュニティまで破壊されており、もはや抗議活動ではないと表明。

暴れてるのは地元民ではなく他所から来た奴らだ、とニュースで住人が言ってました。
確かにそうなのかもしれません。
反移民の団体がツアーを組んでやっているのかも。

ただ、別のニュースでは幼い子供が警察に投石するのを親が放置しているとの報道も。
やはり現地の普通のひとたちの移民に対する思いもまだら模様なのかもしれません。

純粋な移民の問題か? 宗教問題なのか?

移民が自分たちの仕事を奪っていく、というのはよくある移民問題の切口。
これも市場競争の一部だとは言えますが、自分のことに置き替えればなかなか切実。
例えば優秀な移民が入ってきたことにより家族が失業したとなると心穏やかでは無く。

かたや宗教の問題。
911の印象が強烈すぎてイスラム教をそれと切り離しては考えられません。
少なくとも私は。

一方で、数年前に仕事でトルコのムスリムの方と少し付き合いがありました。
ものすごく誠実な方で、こちらが困っていることに真摯に相談に乗ってくれました。
その方の個性なのかムスリムであることに裏打ちされた人格なのかは分かりません。

なので、正直ムスリムの方にどう接するのかには戸惑いがあります。
多分、近所のカレー屋の気のいいオヤジもムスリムなので…

まとめ

イギリスの暴動は早く収まるのを祈るしかありません。

話は変わります。
中国は日本のバブルを研究し尽したと豪語していました。
だから日本の二の舞は踏まないと。
しかし、現状はあの体たらく。
社会主義国家では倒産というのが起きえないという原理の元、ゾンビ企業が徘徊中。

やはり、他国の失策、失政は他山の石として真面目に勉強しないとダメです。
日本の政治家には今回のイギリスの暴動なども良く解析して欲しい。
移民政策は本当に難しいと思うのでしっかり取り組んでいただきたい。

ちゃんとやってくれる政治家がいれば、弱小政党でも応援しますよ。

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