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75.上野”藪づか”で担々麺食べながら非婚について考えさせられた

定年前準備
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藪づか

上野とはいってもアメ横からちょっと南に離れた場所にある”らーめん藪づか”。
担々麺がメインのお店です。
本場中華っぽい感じではないけど、かといって町中華で出すものよりは本格寄り。
その感じがほどよくてたまにお邪魔しています。

今回は、お店のある方面に用事があったので久々に訪問。
安定の美味しさでした。

一時期は担々麺にはまって、あちこちに足を延ばしていました。
それぞれ特徴があり美味しいのですが、今のところのNo.1は地元関西のお店。
自宅から歩いていける距離です。
東京でも10軒は回ったのですが、意外に好みに嵌る店を探すのは難しいものですね。

ラーメン屋で思うこと

最近ラーメン屋でよく感じることがあります。
ラーメン屋なのでカウンターでひとりのお客さんの比率が高く。
昔は男性が多かったのですが最近は女性のソロ客もちらほらみかけます。

お客さんは食べ終わった後にまず丼やコップをカウンターの上に戻します。
で、おもむろに立ち上がって、ご馳走様、と声をかけて出ていくと。
これが普通です。

しかし、最近よく見かけるのは、丼を戻した後に、入念にテーブルを拭く客。
自分が存在していた痕跡を一切残したく無いかのようにしっかり拭きます。
そして仕上がりに満足すると、ご馳走様、と言って去っていく…

私も汁をこぼしたときなどは拭きますが、粗相していないときは何もしません。
丼を戻したら、声をかけて出ていくだけです。

最近はおそろしく丁寧なひとが多いなという印象です。
昔のラーメン屋なんか食い散らかしていくオヤジなんかがいっぱいいましたけどね。

男女比

そして私が感じるのは男性の方にそういう丁寧なひとが多いということ。
若い人もおじさんも。
かといってラーメン道を極めるぞ、というへんてこな感じでも無い普通のひとたち。
ただただ丁寧なひとたち。

かたや、女性でテーブルまで拭いてから出ていくひとは正直見たことがありません。
まあ、男女でn数が違うからかもですが…

非婚の要因

思うのは、こういう丁寧な男性が増えているのが非婚の一因ではないかと。
こうした男性は一人暮らしでも不自由なく生きていける気がします。
一方、女性から見るとこういう男性とは一緒に過ごしにくいのでは。
デートのときに男性がこういう振る舞いをすると女性は引いちゃうじゃないかな?

なぜ、最近はこんな丁寧な男性が増えたんでしょうね?
一人っ子が多いから?
ちょっと分かりませんねぇ。

いえるのは女性にとっては自分より少しだらしないぐらいの男の方がいいのかと。
ちょっとした片付けができないような、母性本能をくすぐる男。
古い考えですかね…

まとめ

藪づかでも担々麺を食べ終わった中年の男性が丁寧にテーブルを拭いていました。
こうした民度が高い国に住めるのは嬉しい限りです。
が、もう少しワイルドさがあってもいいのかもしれません。

だいぶ前にミニマリスト的な暮らしがもてはやされてました。
いまもそうなんですかね。
なにかこの丁寧な男たちはミニマリストの匂いもします。
そうなるとパートナーさえもいらんのやろなぁ、なんてことも考えます。

どうせ少子化は避けられない運命ですが、このままで大丈夫なんでしょうかね、日本?

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