新幹線が運休です
22日、保守車両同士の衝突の影響で新幹線が運休となりました。
当日移動を予定されていた方は大変だったようです。
こういうときこそAIに代替交通手段を訊いたらいいんだよな、と思いました。
22日の20:30にAI(Copilot)に質問してみました。
「いま、東京駅。京都駅まで一番早く着く方法は?」
回答
「東京駅から京都駅への移動方法はいくつかあります」
- 新幹線:
のぞみ: 所要時間約2時間10分、料金14,170円(指定席)
ひかり: 所要時間約2時間40分、料金13,850円(指定席)
こだま: 所要時間約3時間40分、料金13,850円(指定席) - 普通電車(在来線):
所要時間約9時間、料金約8,360円 - 飛行機:
所要時間約1時間、料金は早期割引で約10,000円から約36,000円(空港からの交通費別途) - 高速バス(夜行バス):
繁忙期: 約7時間~9時間、料金約6,000円
閑散期: 約7時間~9時間、料金約4,000円 - 自動車:
所要時間約6時間、料金約7,000円(高速料金のみ、ガソリン代別途)。
お急ぎの場合は新幹線がおすすめですが、予算や時間に合わせて選んでください。
もう一度私からメッセージを送ります。
「いま、新幹線止まってるよ」
回答
「申し訳ありません、新幹線が遅れていることを聞いて驚きました。遅延が解消されることを願っています。もしさらなる情報が必要であれば、駅の掲示板や公式ウェブサイトをチェックしてみてください。お気をつけてお過ごしください!」
今頃知って驚いたんかい!
AIはネットと繋がっていてリアルタイムの情報を把握しているものと期待してました。
新幹線が運休していることも知らないとは…
生成AIというのは既存知識を元にコンテンツを生成するだけなんですかね?
リアルタイムに学習しないのではさっぱり役に立たないですね。
そもそも
そもそもの原因である保守車両同士の衝突というのも実に信じがたいところ。
鉄道会社では、保守点検にAIを使い始めようとしています。
それこそ、レールや隔壁の髪の毛レベルの瑕疵もAIで確認しようというレベル。
そんな中で保守車両同士の衝突が起きるとは。
AI活用云々以前の基本的なリスク管理ができていないのか…
走行車両ではなく保守車両であるがゆえにセンサーが装備されてなかったとか?
日本のテクノロジー
なんかこういうことが起きると日本のテクノロジーに不信感が…
過大な期待を寄せ過ぎていたのでしょうかね?
まあ、物理的な事故はヒューマンエラーがある限り避けられないとは思います。
しかし、AI。
新幹線が運休なのを把握するのは最低限。
その上で、私鉄、高速バスetc含めたあらゆる交通手段を駆使して提案してくれよ…
人間の情報収集能力とソリューション能力を超えてこそのAIじゃないの?
こんなレベルで「人間の仕事を奪っていく勢い」だなんてちゃんちゃら可笑しい。
もっと頑張らない限り人間様の足元にも及ばないですよ。
ということでいろいろな意味でがっかりした出来事でした。
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