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47.家系ラーメン食べた後にブックオフでブックオフの架空買取を考えた

世の中のあれこれ
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久しぶりの家系ラーメン

最近は醤油系のラーメンばかりでなかなか家系に食指が伸びていませんでした。
ただ、近所に美味しい家系ができたと聞いたので久しぶりにチャレンジ。
麺とチャーシューは普通でしたが、スープが美味しかった。
そしてなにより嬉しかったのが辛子高菜が無料だったこと。

博多ラーメン店を選ぶときは辛子高菜が無料で供されている店か否かが判断基準です。
(紅しょうがはスープの味が濁るので要りません)
今日の店は家系ですが豚骨も使っているようなので辛子高菜も置いてたんでしょうね。

美味しかったです。
また辛子高菜が恋しくなったらお邪魔します。

さてブックオフ

土曜日は外食してから、ブックオフで本を調達し、喫茶店へIN。
そういうルーティーンができてしまっています。

そのブックオフ。
先月25日、複数の店舗で従業員の架空買い取りなどの不正があったことを報告。
それに伴い、5月期決算発表の延期も決めたようです。

どんなことが行われていたかに関しては、ネットでもいろいろ書かれています。
全て憶測の範囲ですが。

一番分かりやすいのは、買取り対象外とした商品での不正。
買取価格が付かなかった本に、後で価格を付けてそのお金を店員が懐に入れる方法。
まあ、誰でも思いつきそうな方法ですよね。

不正の温床

それ以外にもいくつか不正の方法は推測されています。
いずれにしてもその温床となったのはデータベース化の不備。
不備というか、基本的に商品のデータベース化はしていないと公言していた模様。

それでどうやって棚卸ししていたんでしょうね…
ただ、思うに全商品をデータ化しようと思うとコストがかかり過ぎたのでしょう。
あの膨大な商品数ですから、多少なりコスト面では同情の余地があるかと感じます。

業態的に万引きなども多いと思います。
なので、いくらデータベース化しても帳尻は合わないのは見えています。
どうせ帳尻が合わないのなら、データ化にコストをかけないという選択をしたのでは。
最終的に収益さえ出ればそれでOKとして。

ゲスの勘繰りですが

ここからは全くのゲスの勘繰りです。
万引きの被害は当然想定していたでしょう。
が、従業員の不正もある程度織り込み済みだった気がします。

それがこのタイミングで公表されたのは、遂に限界値を超えてしまったから…
そういうことではないでしょうか。

2007年にブックオフの社長を退任された橋本さん。
パートタイマーから社長になったことで有名でした。
こういう現場を良く知った上層部がいたわけです。
現場にどういう問題があり何が起きているかを幹部が把握していないわけがないはず。

余談です。
都知事の候補者である清水国明さんがブックオフのCMに出ていらっしゃいました。
覚えてらっしゃる方も多いかと。
清水さんは上記の元社長の橋本さんの実弟とのことです。
その縁でCM出演されてたんですね。
まあ、都知事選への影響は全く無いと思いますが。
以上、余談…

日本の株式市場

ブックオフは東証プライムに上場しています。
なぜ在庫のデータベース管理ができていない企業が上場するのでしょうね?
2007年には会社としての不正会計も発覚していましたしね。

いつもお世話になってますし、ブックオフ自体をディスるつもりはありません。
ただ、上場なんかしなくてよかったんじゃないかと。
こういう業態なのでいろいろ杜撰なところもありますから上場はしません…
というスタンスを貫けばよかっただけでは?

そして東証。
こんなんでいいんですかね?
正直言ってブックオフの現場は性善説に基づいて運用されていただけでは?
そうした企業が果たしてプライムの基準にマッチしていたのでしょうか?

まとめ

繰り返しですが、歴代社長の坂本さんや橋本さんをけなす気はありません。
やはり東証サイドに問題がある気がしてなりません。
結局これまでも精度に欠ける決算を見逃してきたことになるのでしょうから。
せっかく日本市場が海外の投資家からも注目されているところです。
バフェットさんたちにそっぽを向かれないよう、しっかりお願いしますね。

そして2007年の会計問題で辞任された初代社長(当時会長)の坂本さん。
その後は「俺の株式会社」を立ち上げられています。
「俺のフレンチ」「俺のイタリアン」ってこの方が手掛けられたんですね。
全然知らなかった。
22年に81歳で亡くなられていますがなかなか波乱万丈の人生です。

ちなみに「俺のフレンチ」「俺のイタリアン」はいつも横目で見て通り過ぎてました。
ちょっと店名がイキってるので、敬遠していたのが正直なところ(笑)
ブックオフ創業者が作った店がどんなものなのか、こんど覗いてこようと思います。
機会があればまたレポートしますね。

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