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28.「年金定期便」の公的年金シミュレーターを使ってみる

定年前準備
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年金定期便はお手元に届いていますか?

「年金定期便」が届いても、ほぼ決まった場所しかみてない方が多いと思います。
私も確認したいことがあればだいたい「ねんきんネット」の方を使っています。
今回、久しぶりに「年金定期便」をみていて面白いものをみつけました。

「公的年金シミュレーター」というものです。
年金額の変化の「見える化」を目的として厚労省が作ったサービスです。
パソコンやスマートフォンで自分の年金額を簡単に試算できるツール。
令和4年4月から試験運用を開始していたようです。全然知らなかった。

大雑把にいうと、以下の条件を変えながらシミュレートできます。

  1. 今後いつまでどういう条件で就労する予定か
  2. 受給開始を何歳からにするか

では、早速使ってみましょう

よろしければ一緒にシミュレートしてみましょう。
お手元に「年金定期便」とスマホはありますでしょうか?

「年金定期便」を開くと、宛名サイドの右下に二次元コードがあります。
この二次元コードに各人の年金情報の一部が収録されています。
なので、コードを読み込むだけでややこしい個人情報入力は必要ありません

二次元コードを読み取ると、生年月日入力を求められます。
これは個人認証用でしょうね。

その次に開くページには各自の個人データがあらかじめ入っています。
トップには現時点の年金の見込み受給額のグラフが表示されています。
グラフの下に以下の各項目があり、その横にスライドバーがあります。

  • 今後の年収
  • 就労完了年齢
  • 受給開始年齢

このスライドバーで条件を入力して試算すればいいんやな、とやってみます。
しかし、なんだかうまく動きません。
条件はスライドバーを直接動かして入力するのではないようです。

条件を入力していきます

スライドバーの下に「年金に関する過去の情報欄を開く」という項目あり。
ここを開くとこれまでの年金情報が確認できます。
まあ、ここは確認するだけなのでスキップします。

そしてその下に「働き方・暮らし方の入力欄を開く」という項目。
ここで、以下の3条件を設定します。

  • 今後の就労形態(選択)
  • いつまで働くか(入力)
  • その間の年収(入力)

で、更にその下に「受給開始年齢の入力欄を開く」という項目があります。
ここで、65歳から受給するのか、繰下げ繰上げ受給をするのかを選択できます。

その内容が間違いないか確認したら、下にある「試算」ボタンを押します。
すると、トップの見込み受給額のグラフに入力条件を反映した金額が表示されます。
その下のスライドバーにも入力した条件が反映されています。

そして最下部には「試算結果を出力」というボタンが表示されます。
ですが、正味トップに表示されるグラフだけ確認できれば充分かと。

結果は?

いかがでしょう。
うまく確認できましたでしょうか?

ちなみに私のデフォルトのデータでは現年齢の61歳まで就労する条件でした。
これを64歳に変更すると見込み受給額が、約2万/月増えました。
ちょっとやる気がでました(笑)

いまのところ繰下げ、繰上げ受給の予定はありません。
先に書いた加給年金の件もあるので。
ただ、いつ環境が変わるかは分かりません。
また必要に応じてシミュレートしてみたいと思います。

注記)
上記以外にもいくつか機能がありますのでお試しください

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