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20.日本橋七福神を巡って定年後の趣味を考えた

定年前準備
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妻の御朱印集めにお付き合い

昨年から妻が御朱印を集め始めました。
妻も特に信心深いタイプではなかったのですが、何か思うとこがあったのでしょう。
最初は寺社仏閣を手あたり次第(バチが当たりそう…)でしたが、最近は神社中心でお参りしています。
実は神社が好きなのは私の方なのですが。

もともと歴史は嫌いではありません。
古事記、日本書紀辺りから日本史をおさらいしていると、やはり日本人は神道だよな、という気になってきます。
仏教も海外の宗教ですから。

聖徳太子は仏教に傾倒していたようですが何でなんでしょうね?
皇族なんだから神道に重きを置いてしかるべきな気がしますが。
古事記が712年、日本書紀が720に完成したと言われています。
一方、聖徳太子が亡くなったのはその100年程度前の622年。
聖徳太子が活躍されていた頃は、神話によって皇族の正統性を担保しようという動きがまだなかったんでしょうかね?

私が神道を好むのは日本古来のものだからという理由だけではありません。
教典がない点とアニミズム的である点がポイントです。
アニミズムはすべての生物、モノの中に魂が宿っているという考え方です。
神道の八百万の神に通じる概念かと。
そしてこのアニミズム的な考え方は、一周回って無神論に近いのかなと思っています。
対極にあるのは一神教でしょうか。

なので、なんとなく神社がいいなぁ、と思うようになって神社の御朱印が増えていっている状況です。

日本橋七福神巡り

以前妻と日本橋七福神巡りをしてきました。
七社のうちにはひっそりした神社から有名どころまであります。
一番有名なのは水天宮ですね。
水天宮には弁財天さんがいらっしゃいます。

水天宮と並んで有名なのは小網神社。
とはいうものの、私も実は昨年まで存在を存じ上げませんでした。
先の大戦の際に、小網神社のお守りを授かり戦地に向かった兵士は全員無事帰還されたそう。
ということで「強運厄除の神様」として有名になったそうです。
そして境内には「銭洗いの井」もあり、こちらで清めた金銭を財布に入れておくと財運がもたらされるとされています。
もちろん私のお財布にも入っています(笑)
そうした評判が評判を呼び、起業家、ビジネスマンがどんどんお参りにいらっしゃるそうです。
平日の日中からお参りのために長蛇の列ができるので驚きますよ。

この二社を含めて全七社巡るのに一時間程度しかかかりません。
日本一短い七福神巡りのコースのようです。
東京駅からも遠くないので機会があれば是非トライしてみてください。
お勧めですよ。

初穂料は?

御朱印をいただく際にお納めする初穂料。
関東では概ね500円でしょうか。
一方関西は300円か500円の印象です。
こういうところまで東西の物価差が出るんですかね。

浅草辺りをうろつきながらお参りしていると、あっという間に初穂料がランチ代を超えていきます(笑)
決して不平を言っているわけではありません。
ありがたく頂戴しているのですから。

御朱印には期間限定のデザインや、切り絵などのタイプ違いもあります。
なので、大きな神社ではお参りする度に新たな御朱印をいただいたりします。
限定品は初穂料も少しお高目だったりしますね…
文句は言ってないですよ。

定年前後に始める趣味として御朱印集めは結構メジャーなのではないでしょうか。
お参りするには多かれ少なかれ歩くことになるので健康にもいいですしね。

何を対象にするにしてもコレクションにはお金がかかります。
時計、コイン、フィギュア…。
定年後に始めるにしては、ちと予算が厳しい気がしますねぇ。
それらと比較して考えると、やはり御朱印集めは定年後の趣味としてかなりお勧めなのかもしれません。
なんといっても神社にお参りすると心が洗われますからね。

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